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たこやきのつぶやき その12

たこやきは、とっても元気で、通常生活をおくることに何の問題もありませんが、
どういう訳か、数字の概念だけが、どうしても理解出来ません。
国語力はあるので、算数は国語的に解いています。
それでも、どうしても算数は得意にはなれません。
かなり、相当苦手・・・といった方が良いです。
たぶん、学習障害というものに近い状態なのでしょう。
本人も、家族もそのことは、まったく気にしていないので、問題ありません。

以前、母親が買い物で1,000円札で支払い、おつりを貰った際、
「おかあさん、お金が増えてよかったね。」
と、真顔で言ったので、その頃から、
あれ?もしかしておかしいかなと思い始めました。

小学校2年生の頃、私と入浴中に、彼女が告白したことで、
それは確かなものになりました。
  
「うちのクラスにね、すごく馬鹿な子が二人いるんだ・・・。」
「困ったね、どうしてお馬鹿なの?」
「Aくんは、足し算も引き算も全然出来ないんだ。みんな出来ているのに・・・」
「先生の話を聞いていないのかな?」
「そうじゃないと思うけど、全然できなくて可愛そうなんだ。」
「Aくん大変だね・・・。もうひとりのお馬鹿な子は誰なの?」
「ああ。もうひとりは、私なんだけどね。」
        (以前、たこやきのつぶやき2で紹介しました。)

勉強が出来ないことは、構わないのですが、買い物などに支障が出ないように
親としてはちょっと気を遣います。
時折、機会を見ては、とっても簡単な二桁の計算くらいはさせたりします。
始めは、思考停止していたたこやきでしたが、この頃は少し考えるようになりました。
すごく時間はかかりますが、正解することもたまにあります。

そして、今朝も、たこやきは、簡単な二桁の問題に挑んだのでした。
「う~ん。だいたい3だね。」・・・とたこやき。
「だいたいって・・・。3が正解。」
「うん。だいたいね・・・偶数っていうネーミングセンスが悪い。」・・・とたこやき。
「?・・・何のこと?」
「奇数は気持ち悪い。っていうか怖い。」
「?偶数は」
「寝てるみたい。ぐ~。す~。」
「そういうことか。じゃあ、なんて言えばいいのかな?」
「2数って言ってくれたらわかりやすい。」
なるほど。2の倍数と理解しているのです。
「じゃあ奇数は?」
「さんすう!」・・・Byたこやき。
by qwertyuiop-0 | 2011-03-04 07:03 | たこやきのつぶやき
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