『風と共に去りぬ』 : Gone with the Wind を観ました。
すごく昔、たぶん小学生の頃、テレビで放映された時に観たことはあるのですが
当時はほとんど意味も良く分からず画像としての記憶しかなかったので
世界の名画でもあることだし、是非見てみようと女房と観ました^^
映画が進むにつけ、「あれ?こういう話だったの????」と不思議な気分になりました。
イメージしていたものとかなり違う。
ちょうど「タイタニック」を観たあとみたいな気分。
レット・バトラーはヘタレおやじにしか思えないし、かなりかっこ悪い。
スカーレット・オハラは自分勝手でめちゃくちゃ。
アシュレー・ウィルクスはなぜモテるのかわけがわからず、
メラニー・ハミルトンは、もうただ不憫。
映画が作られたのが1939年だから映像のすごさは驚くべきものだったんだなあ、きっと。
ストーリーも当時としては新鮮だったのかな?
今はもう、そこいらじゅうにスカーレットみたいな女性はいるし
アシュレーみたいな煮え切らない男もいるよなあ。
レット・バトラーのような気障タイプも笑えるぐらい多い。
してみると、こういうのが皆のあこがれであったのか・・・。
俺は、ひどい勘違いをしていたのかもしれない。
なんかもっとしっかりした大人を想像していたけど
人間はいつの世もなんだか幼い^^ (色恋はこんなもんかねえ^^)
そういえば、かく云う自分もまったく大人にはなっていなかったのである。